株式公開準備作業を進めるには、社内に株式公開プロジェクトチームを編成するのが一般的です。
株式公開プロジェクトチームは, 監査法人や主幹事証券会社、信託銀行等の助言・提案を受けながら、株式公開準備を進め、 公開審査においてもプロジェクトチームのメンバーが対応することになります。経営企画担当が株式公開準備を兼任していくイメージです。
結局公開準備の時にはプロジェクトマネジメント能力のある人が必要です。株式公開準備作業を総合的にマネジメント出来る人ということです。
やらなければいけない事がいくつあって、いつまでに仕上げなければならなくて、今日現在、誰の何が終わって、誰の何が終わっていないのかを、しっかり管理できる人です。
繰り返しになりますが、単に経理経験があったり簿記の資格がある人よりも、プロジェクトマネジメント能力が重要なのです。
プロジェクトマネジメント能力が無いと監査対応・信託銀行や証券会社との打合せなど、準備作業にあれもこれもとなってきますので、パニック状態になります。
経理職人がいる場合、その人を上司にするのではなく、プロジェクトマネジメント能力のある人の部下にした方がいいです。
その逆では、おそらく仕事が進みません。
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